私たちの教会の教義 (前半) 2022年10月2日

私たちの教会には下記のとおり1990年に制定されました教義(信仰告白) があります。 今一度確認し教会とは?についてご一緒に考えて行きましょう。
「私たちは、聖書は生ける神の、霊感を受けて書かれた神のことばであると信ずる。(第二テモテ3:16)
神は永遠にして(詩篇90:2) 父なる神。 子なる神= イエス・キリスト。 聖霊なる神の三位一体(三位一体とは、一つの神の本質のうちに、父、子、聖霊としてそれぞれ知られている三つの永遠の区別があるということです。聖書には三位一体という言葉は出てきませんが、聖書がこのことを啓示しています) なる神と信じる。
(父なる神はガラテヤ1:1、3。 子なる神はヨハネ20:28 聖霊なる神は使徒5:3~4等を参照)
人間は不従順のゆえに堕落し、罪のうちに生まれたのですべての人は罪人です (ローマ5:12、3:23)
それゆえ、主イエス・キリストは、すべての人の罪のあがないのため、十字架に付けられ、すべての人の身代わりとなって、血を流され死なれました (ローマ3:24 ~25)
キリストは葬られましたが、神は、イエス・キリストを死から三日目に復活させ(第一コリント15:3~4) すべての人の救い主として、公に示されました(ローマ1:3~4)


私たちの教会の教義 (後半) 2022年10月9日

イエス・キリストの十字架の死と復活のゆえに、人はただ神の恵みと、イエス・ キリストを信じる信仰によってのみ救われる (エペソ2:8~9)
浸礼(水のバプテスマ-洗礼)と聖餐 (パンと葡萄の汁に与かること、これは主イエス・ キリストの十字架のみわざと死を覚えること。第一コリント 11:23~28) を礼典とし、
聖霊による異言の伴うバプテスマ (使徒 2:2~3、10:44~47、19:6等)、初代教会にあり、 聖書が教えている聖霊の賜物 (第一コリント 12:7~11)、聖霊による実に満たされた生活(ガラテヤ5:22~23) を信じる。
福音伝道 (マルコ 16:15) に励み、神による病の癒し (マルコ 16:18)、キリストの再臨 (ヨハネ 14:2~3、 第一テサロニケ 4:13~18) を信じる。」
先週に引き続き教会の教義の後半を書きとめました。
私たちの教会は、この信仰告白のもとで主イエス・キリストの福音を証しする教会です。
救いに与る全ての人 (過去・現在・将来を含む世界中の人) の集まりが教会(建物ではありません)であり、キリストの花嫁です。
キリストの花嫁である教会についてはエペソ 5:22~32 に記されています。
この箇所は結婚式によく用いられる箇所でもあります。イサク (イエスさまのひな型) とリベカ (教会のひな型) の結婚とおして結婚について、キリストの花嫁について礼拝時に学び、主のみ前に立つ者として整えられて行きましょう。


教会とは(No.3) 2022年10月16日

教会について学び続けます。
すでにご存じのとおり教会(エクレシア)とは建物ではなく、「招集する」という意味を持っています。
使徒を代表してペテロがイエスさまを神の子キリストであると告白した時、イエスさまは彼に「わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。」と言われ(マタイ16:18)、
イエスさまをキリスト(メシア)と告白する使徒たちの教えを基礎として、教会は建てられるのです。
パウロは「ご自身の血をもって買い取られた神の教会」(使徒20:28)と言い、御子の血によって贖い出された「新しい契約」(第一コリント11:25)の民こそ、神との交わりのために召し集められた集団、エクレシア(教会)です。
聖餐式の折に私たちは御子イエスさまの血によって贖われたことを覚え、神の教会(エレクシア)としてパンと葡萄ジュースを受け取るのです。


教会とは(No.4) 2022年10月23日

教会について学び続けます。教会はキリストのからだです(エペソ1:23)。この教会とは、過去も現在も将来も含む、全世界すべての真の信者が属する目に見えない唯一の普遍的な教会(使徒信条では「聖なる公同の教会」と告白しています)であり、私も含まれ、あなたも含まれ、一般に全ての新生したクリスチャンが含まれているのです。神のみことばに関して言えば、教派や肌の色、社会的地位や住んでいる場所、あるいはその他どのような理由によっても、一切、差別はありません。この教会のかしらはキリストです「キリストは教会のかしらであって、ご自身がそのからだの救い主であられるように・・・」(エペソ5:23)。この教会に属する者は、かしらなるキリストに従うのです。目に見える個々の教会の一つである広畑キリスト教会は、普遍的な教会の「部分」と言えます。


教会とは(No.5) 2022年11月20日

教会はイエスさまが十字架の死から復活され40日間、ご自身が生きておられることを弟子たちに示された後、天に挙げられた10日後(イースターから10日後:この日がイスラエルの祭りのひとつであるペンテコステ~五旬節~)に、約束の聖霊が注がれたことにより誕生しました(使徒1章~2章)。三位一体なる神である聖霊に、教会は全面的に頼り、教え導かれて歩みます。イエスさまは聖霊について、もう一人の助け主と呼んでおられます(ヨハネ14:16~17)。それゆえ教会は聖霊の助けを受けるべき存在であり、聖霊の助け無くして何もできないものなのです。聖霊はキリストの体である教会と共におられ、教会(建物ではなく、イエスさまを信じる者の集まり)に内在してくださっているのです。私たちは聖霊を通して実を結び(ガラテヤ5:22~23)、イエスさまの栄光(力・素晴らしさ・御業など)を拝して行くのです。イエスさまは「御霊(聖霊)はわたしの栄光を現わします」(ヨハネ16:14)と語っておられるとおりです。ますます聖霊に頼り、主の教会として世にイエスさまを証しして参りましょう。

カテゴリー: コラム

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